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2008年7月31日 (木)

300万の物件と予知した井戸

旦那の熊五郎は家関係の仕事をしている。その熊五郎が会社から「買わないか?」と言われた物件がある。

築15年〜20年の二階建ての住宅が付いた土地200坪の物件。これをたった300万で買わないか?と言う話だった。

300万で200坪!しかもつい最近まで住んでいたと言う住宅まで付いている。そして庭には車を2台置けるカーポートまであると言うのだ。

現在アパート暮らしの狭い我が家。子供たちだってそのうち自分の部屋が欲しくなるだろう。だったら中古でも一戸建の方が…などと思いつつも、あまりにも安いその物件を怪しく思うあたしがいた。

それに今年の4月から保育園に通い始めて、やっと慣れたチビたちを転校させるのはかわいそうだった。チビたちだけじゃない。あたしも4月から仕事を始め、やっと慣れてきたのだ。

さらにあたしには夢があった。チビたちが小学生になる4、5年後から3年間、看護学校に入学して資格を取ろうと貯金している。

だからもし家を買って引っ越すとなれば学費用の貯金が家のお金に消えたり、チビたちもあたしも生活や人生がすべて変わる事になる話だった。

妙に乗る気の熊五郎。少々引き気味のあたし。「保育園が変わるのやだー!」と言う田中。わけもわからず『スイカの名産地』を歌う銭形(;^_^A

あたしたち家族4人はとりあえず外観だけでもと、さっそく見に出かけた。

場所は茨城と栃木の県境の田舎の住宅地。

家の周囲は西側に車1台が通れる細い道路が通っていて、南側が2階建ての大きな床屋さん。北側も東側も普通に住宅。

家は築15年〜20年ぐらいの、そのへんにありそうな普通の住宅だった。中には入れなかったから想像で間取りを考えると、玄関を入って東側に6畳の和室?西側に8畳が二間?北側に台所などの水まわりがあるんだと思う。二階はたぶん玄関正面の階段をあがって、二階の部屋は3部屋ぐらいありそう。そんな感じの家だった。

土地が200坪って話だったけど実際に見てみて、建っている家が2階建ての部屋数もけっこうありそうな大きな家のせいか土地はすごく狭く感じた。

それに土地が東西に長いもんだから、南側の家が迫ってきてるような感じで圧迫感があって、日も差し込まないんじゃない?って感じで暗い印象だった。

日が差し込まない印象ってだけでも、カビ臭そうで嫌なのに、さらにとんでもない物を庭で発見してあたしはパニックになった!!

それは井戸!まぁるいコンクリートの筒状の井戸。映画「リング」では井戸からお化け、貞子が這い出て来たけど、まさにそんな感じで玄関を入って東の和室の窓を開けるとすぐ井戸がある、そういう家だった(>_<)

夜は和室からお化けが入ってきそうだし、障子からは血だらけの手がいっぱい出てきそうで、(←すごく幼稚な想像力。でも何もかもが恐く思えた) とにかく井戸が恐くて嫌でたまらなかった(>_<)

この井戸の事なんだけど、実はちょっと不思議な事があってあたしは少々とまどっている。

家を見に行く前の日、あたしは見た事も聞いた事もないその家を思い「その家、井戸がありそうな気がする」と言っていた(>_<)

実際に見に行って井戸が目の前にあるから、腰が抜けそうになってあたしはパニックになった。

そんな感じで、超臆病なあたしには無理な家だから熊五郎には「無理、無理!絶対、無理!井戸が無理!!」だと断った。

家を買うのは今じゃない!

あたしはアパートに戻り、チビたちが遊ぶプールと家庭菜園の並んだベランダを見ながらそう思った。しばらくはまた貯金しながら夢を描こう(^-^)

それにしても予知した井戸…あれはなんだったんだろう???

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